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からかさ小僧こぞうとふしぎな夏なつまつり

5-10歳向けからかさ小僧のお話
からかさ小僧(読み方:からかさこぞう)の子供向けイラスト - からかさ小僧[こぞう]とふしぎな夏[なつ]まつり
壱
はじまり

からかさ小僧って?

からかさ小僧こぞうは古ふるびた和傘わがさが化ばけた妖怪ようかいで一ひとつ目めと長ながい舌したを持もっています。

弐
おはなし

お話

はじまり

夏なつのある日ひ、新潟にいがた県けんの笹神村ささがみむらという小ちいさな村むらで、子供こどもたちは楽しみにしていた夏祭なつまつりを待まっていました。村むらの広場ひろばには色いろとりどりの屋台やたいが並ならび、提灯ちょうちんがきらきらと灯ともっています。村むらの子供こどもたちは、きょうも友達ともだちと一緒いっしょに楽たのしく遊あそんでいました。

展開

その日ひの昼ひる下したがり、友達ともだちのかずき君くんとゆうなちゃんは、村むらの外そとれた古ふるびた倉庫そうこに探検たんけんに行いくことにしました。そこには、古ふるい和傘わがさがたくさん置おかれていて、誰だれも使つかわないため、少すこし不気味ぶきみな感じ[かんじ]がしていました。

ふたりが倉庫そうこの中なかを探さがしていると、突然とつぜん風かぜが吹ふき、ひとつの和傘わがさがひとりでに立たち上あがったのです。和傘わがさは一ひとつ目めと長ながい舌したを持もつからかさ小僧こぞうに変かわりました。「こんにちは、ぼくはからかさ小僧こぞうだよ。きみたちと遊あそびたいんだ」と、からかさ小僧こぞうはにっこり笑わらいました。

クライマックス

かずき君くんとゆうなちゃんはびっくりしましたが、からかさ小僧こぞうはとても楽しそうに見みえたので、少すこしずつ怖こわくなくなってきました。からかさ小僧こぞうは、一本足いっぽんあしでぴょんぴょん跳はねながら、ふたりを夏祭なつまつりへ連つれて行いきました。

広場ひろばに着ついたからかさ小僧こぞうは、屋台やたいの人形にんぎょうや風鈴ふうりんを操作そうさして、不思議ふしぎな踊おどりを披露ひろうしました。みんなはその面白おもしろさに大笑おおわらいし、大おおきな拍手はくしゅを送りました。かずき君くんとゆうなちゃんも、からかさ小僧こぞうと一緒いっしょに遊あそんで楽たのしい時間じかんを過すごしました。

結末

夜よるが更ふけて、からかさ小僧こぞうは「そろそろ帰かえらなきゃ」と寂さびしそうに言いいました。かずき君くんとゆうなちゃんは「また会あおうね」と約束やくそくし、からかさ小僧こぞうは一本足いっぽんあしでぴょんと跳はねて古ふるい倉庫そうこに消きえていきました。村むらの広場ひろばは、またいつもの静しずかな夜よるに戻もどりました。

かずき君くんとゆうなちゃんは、この夏祭なつまつりでの不思議ふしぎな体験たいけんを忘わすれず、毎年まいとしの夏祭なつまつりを楽しみにするようになりました。

参
まめちしき

おもしろい豆知識

  1. からかさ小僧こぞうは和傘わがさが古ふるびて妖怪ようかいになったと言いわれています。

  2. からかさ小僧こぞうは一本足いっぽんあしでぴょんぴょん跳はねる姿すがたが特とくちょうです。

  3. 和傘わがさは日本にほんの昔むかしながらの傘かさで、和わ紙しと竹たけでできています。

大切なこと

見みた目めが怖こわくても話はなしてみると友達ともだちになれることもあるよ。勇気ゆうきを出だして新あたらしい友達ともだちに出会であおう。

肆
きをつけて

気をつけること

夜よるにふしぎな音おとがしたらそれはからかさ小僧こぞうの合図あいずかも。よく耳みみをすまして聞きいてみよう。

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