妖怪キッズ
君手摩(読み方:きみてずり)の子供向けイラスト

君手摩と琉球りゅうきゅうの海うみの魔法まほう

君手摩・きみてずり
3-12歳向け君手摩のお話
壱
はじまり

君手摩って?

君手摩きみてずりは琉球りゅうきゅうに伝つたわる神かみの一ひとつで、海うみと太陽たいようを守まもるといわれています。

弐
おはなし

お話

はじまり

ある日ひ、琉球りゅうきゅうの美うつくしい砂浜すなはまに住すむ少年しょうねん、タカシは、母ははと一緒いっしょに貝かい殻がら拾ひろいを楽し[たの]んでいました。海うみの青あおがまぶしいほど澄すんでいて、波なみの音おとが心地ここちよく聞きこえてきます。

展開

突然とつぜん、タカシは海うみの向むこうから光ひかるものを見みつけました。興味きょうみを引ひかれたタカシは、その光ひかるものを追おいかけ始はじめました。「タカシ、どこに行いくの?」と母ははが声こえをかけますが、タカシは夢中むちゅうで走はしり続つづけます。

その光ひかるものは海うみの少すこし先さきに浮うかぶ大おおきな岩いわの上うえで、まるで手てを招まねくように見みえます。

クライマックス

岩いわに近ちかづくと、タカシはそこに立たつ美うつくしい女性じょせいを見みました。その女性じょせいはにこやかに微笑ほほえみ、「私は君手摩きみてずり。海うみと太陽たいようを見守みまもる神かみです」と語かたりかけてきます。

彼女かのじょは言いいます。「この島しまがいつも平和へいわで豊ゆたかであるように、私は祈いのっているのです。あなたの手ての中なかに、私わたしの力ちからを少すこし分わけてあげましょう」

タカシはその言葉ことばに耳みみを傾かたむけ、彼女かのじょの手てをゆっくりと取とりました。それはまるで海うみのように温あたたかく、力強ちからづよい感触かんしょくでした。

結末

その後ご、タカシは海うみ辺べでの遊あそびをより一層いっそう楽たのしみ、彼かれの心こころはいつも明あかるく、優やさしくありました。「君手摩きみてずりのおかげで、ぼくも海うみを守まもる力ちからを持もっているんだ」と思おもうと、心こころがぽかぽかと温あたたかくなりました。

そして、タカシはいつも砂浜すなはまで見みつけた小ちいさな光ひかに、君手摩きみてずりが見守みまもっていることを感じ、優やさしい気持きもちを忘わすれないようにしました。

その日ひから、タカシは海うみにごみを捨すてないようにしたり、友ともだちとも一緒いっしょに海うみを大切たいせつにする遊あそびを考かんがえたりしました。彼かれはこうして、いつまでも琉球りゅうきゅうの海うみを守まもり続つづけたのです。

君手摩きみてずりの願ねがいは、タカシの心こころの中なかに深ふかく根ねを張はり、彼かれの未来みらいを明あかるく照てらし続つづけました。

参
まめちしき

おもしろい豆知識

  1. 君手摩きみてずりは琉球りゅうきゅうの守護神しゅごしんで、海うみと太陽たいようを司つかさどります。

  2. ニライカナイは、豊ゆたかさと幸福こうふくが訪おとずれるとされる神秘しんぴの地ちです。

  3. 君手摩きみてずりの名なは、祝女のろの祈祷きとうの所作しょさに由来ゆらいします。

大切なこと

自然しぜんを大切たいせつにし、いつも周まわりに心こころを配くばることが大事だいじです。君手摩きみてずりのように優やさしい心こころを持もって、みんなで地球ちきゅうを守まもりましょう。

肆
きをつけて

気をつけること

海うみで光ひかるものを見みたら、君手摩きみてずりからのメッセージかも。自然しぜんの声こえをよく聞きこう。

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