ふしぎなくらやろうひみつ

👶 5-10歳向け
🌟 鞍野郎のお話
鞍野郎(読み方:くらやろう)の子供向けイラスト - ふしぎなくらやろうのひみつ

🌟 鞍野郎って?

くらやろうは、むかしのうまからまれたようかいで、ふるものには不思議ふしぎちから宿やどることをおしえてくれます。

📖 お話

はじまり

むかしむかし、やまなかちいさなむらに、とてもふるじんじゃがありました。そのじんじゃには、もうだれ使つかわなくなったうまくらかれていました。ある小学しょうがくせいのケンタくんは、ともだちのユウタくん一緒いっしょにそのじんじゃ探検たんけんすることにしました。

展開てんかい

じんじゃなかは、しんとしていてすここわかったですが、ユウタくん勇敢ゆうかんに「ってみよう!」とケンタくんってすすみました。二人ふたりは、ふるくらつけて、ちかづいてみると、突然とつぜんくらがガタガタとうごはじめました!

「とうとう、くらやろうの登場とうじょうじゃ。」と不思議ふしぎこえひびきました。びっくりしたケンタくんとユウタくんは、一歩後いっぽあとずさりました。でも、くらやろうはやさしいをしていて、こわくありませんでした。

クライマックス

くらやろうは、「きみたちに大事だいじなことをおしえてあげよう。」といました。「このくらは、むかしむかし、げんらんきずついた武士ぶし使つかっていたものじゃ。ものには、それを使つかったひとおもいが宿やどることがあるんだよ。」

ケンタくんとユウタくん感心かんしんしながら、「じゃあ、このくらにはどんなおもいが宿やどっているの?」とたずねました。くらやろうは、「このくらは、自分じぶん大事だいじにされていたことをわすれず、ぬしまもろうとするおもいがつよのこっているんだ。」とおしえてくれました。

結末けつまつ

くらやろうのおはなしいた二人ふたりは、ふるいものを大事だいじにすることの重要じゅうようさを実感じっかんしました。「ものには不思議ふしぎちから宿やどっているんだね。」とケンタくんうと、ユウタくんも「これからは、もっともの大事だいじにしよう。」と笑顔えがおこたえました。それ以来いらい二人ふたり大切たいせつもの大事だいじにするようになり、くらやろうもそんな二人ふたりやさしく見守みまもっていました。

そのむらどもたちのあいだで、くらやろうのはなしつたわり、みんなでじんじゃたずれるたびにもの大切たいせつにすることの大切たいせつさをおもしました。

🎯 おもしろい豆知識

1

くらやろうは、うまようかいした付喪つくもがみです。

2

くらには、むかしの武士ぶしおもいが宿やどっています。

3

もの大事だいじにすると、不思議ふしぎちからまれるかも。

4

くらやろうは、ともだちのようにやさしい一面いちめんもあります。

5

ふるじんじゃには、妖怪ようかいんでいることもあるといわれています。

✨ 大切なこと

くらやろうは、もの大切たいせつにすることの重要じゅうようさをおしえてくれます。ふるものには、それを使つかったひとおもいが宿やどっていることがあるので、もの大事だいじあつかいましょう。

⚠️ 気をつけること

ふるじんじゃものれるときは、くらやろうにをつけてね。びっくりさせることがあるかも!

このページは5-10歳のお子様におすすめです

🎨 かわいい妖怪と一緒に楽しく学ぼう!

ふりがな
文字サイズ