妖怪キッズ
鞍野郎(読み方:くらやろう)の子供向けイラスト

ふしぎなくらやろうのひみつ

鞍野郎・くらやろう
5-10歳向け鞍野郎のお話
壱
はじまり

鞍野郎って?

くらやろうは、むかしの馬うま具ぐから生うまれた妖よう怪かいで、古ふるい物ものには不思議ふしぎな力ちからが宿やどることを教おしえてくれます。

弐
おはなし

お話

はじまり

むかしむかし、山やまの中なかの小ちいさな村むらに、とても古ふるい神じん社じゃがありました。その神じん社じゃには、もう誰だれも使つかわなくなった馬うまの鞍くらが置おかれていました。ある日ひ、小学しょうがく生せいのケンタ君くんは、友ともだちのユウタ君くんと一緒いっしょにその神じん社じゃを探検たんけんすることにしました。

展開てんかい

神じん社じゃの中なかは、しんとしていて少すこし怖こわかったですが、ユウタ君くんは勇敢ゆうかんに「行いってみよう!」とケンタ君くんを引ひっ張ぱって進すすみました。二人ふたりは、古ふるい鞍くらを見みつけて、近ちかづいてみると、突然とつぜん鞍くらがガタガタと動うごき始はじめました!

「とうとう、くらやろうの登場とうじょうじゃ。」と不思議ふしぎな声こえが響ひびきました。びっくりしたケンタ君くんとユウタ君くんは、一歩後いっぽあとずさりました。でも、くらやろうは優やさしい目めをしていて、怖こわくありませんでした。

クライマックス

くらやろうは、「君きみたちに大事だいじなことを教おしえてあげよう。」と言いいました。「この鞍くらは、むかしむかし、保ほ元げんの乱らんで傷きずついた武士ぶしが使つかっていたものじゃ。物ものには、それを使つかった人ひとの思おもいが宿やどることがあるんだよ。」

ケンタ君くんとユウタ君くんは感心かんしんしながら、「じゃあ、この鞍くらにはどんな思おもいが宿やどっているの?」と尋たずねました。くらやろうは、「この鞍くらは、自分じぶんが大事だいじにされていたことを忘わすれず、持もち主ぬしを守まもろうとする思おもいが強つよく残のこっているんだ。」と教おしえてくれました。

結末けつまつ

くらやろうのお話はなしを聞きいた二人ふたりは、古ふるいものを大事だいじにすることの重要じゅうようさを実感じっかんしました。「物ものには不思議ふしぎな力ちからが宿やどっているんだね。」とケンタ君くんが言いうと、ユウタ君くんも「これからは、もっと物ものを大事だいじにしよう。」と笑顔えがおで答こたえました。それ以来いらい、二人ふたりは大切たいせつな物ものを大事だいじにするようになり、くらやろうもそんな二人ふたりを優やさしく見守みまもっていました。

その後ご、村むらの子こどもたちの間あいだで、くらやろうの話はなしは伝つたわり、みんなで神じん社じゃを訪たずれるたびに物ものを大切たいせつにすることの大切たいせつさを思おもい出だしました。

参
まめちしき

おもしろい豆知識

  1. くらやろうは、馬うま具ぐが妖よう怪かい化かした付喪つくも神がみです。

  2. 鞍くらには、むかしの武士ぶしの思おもいが宿やどっています。

  3. 物ものを大事だいじにすると、不思議ふしぎな力ちからが生うまれるかも。

  4. くらやろうは、友ともだちのように優やさしい一面いちめんもあります。

  5. 古ふるい神じん社じゃには、妖怪ようかいが住すんでいることもあるといわれています。

大切なこと

くらやろうは、物ものを大切たいせつにすることの重要じゅうようさを教おしえてくれます。古ふるい物ものには、それを使つかった人ひとの思おもいが宿やどっていることがあるので、物ものを大事だいじに扱あつかいましょう。

肆
きをつけて

気をつけること

古ふるい神じん社じゃや物ものに触ふれるときは、くらやろうに気きをつけてね。びっくりさせることがあるかも!

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