ぬっぺふほふふしぎなよる

👶 3-12歳向け
🌟 ぬっぺふほふのお話
ぬっぺふほふ(読み方:ぬっぺふほふ)の子供向けイラスト - ぬっぺふほふとふしぎな夜[よる]

🌟 ぬっぺふほふって?

ぬっぺふほふはかおからだ区別くべつがないふしぎな妖怪ようかいです。

📖 お話

はじまり

ある小学しょうがくこうよんねんせいのたけしくんは、友達ともだちのゆきちゃんと一緒いっしょに、まち神社じんじゃおこなわれるよるまつりにくことになりました。神社じんじゃは、いろとりどりの提灯ちょうちんかざられ、にぎやかな音楽おんがくともにたくさんのひとにぎわっていました。

展開てんかい

まつりのよる、たけしくんとゆきちゃんは金魚きんぎょすくいや綿わた菓子がしを楽し[たの]しんでいると、突然とつぜん不思議ふしぎなにおいがただよってきました。「なんだろう、このにおいは?」とたけしくんうと、ゆきちゃんは「あ! ぬっぺふほふっていう妖怪ようかいはなしいたことがあるよ。かおからだ区別くべつがないんだって!」とこたえました。

クライマックス

そのはなしいたたけしくんは、興味きょうみって神社じんじゃうらちいさなもりさがしにくことにしました。もりなかすこくらく、しずかな雰囲気ふんいきでした。すると、たけしくんはそこに、本当ほんとうにぬっぺふほふをつけてしまったのです!

ぬっぺふほふは、しわだらけの肉塊にくかいのような姿すがたで、まるできているようにうごいていました。たけしくんおどろきながらも、ぬっぺふほふに「きみはどうしてここにいるの?」とはなしかけてみました。

結末けつまつ

すると、ぬっぺふほふは、かすかにこえして「まつりの音楽おんがくにおいがきで、毎年まいとしるんだ」とこたえました。たけしくんはその言葉ことばいて、ぬっぺふほふもまつりを楽し[たの]むためにていることに気付きづきました。

その、たけしくんはゆきちゃんと一緒いっしょ神社じんじゃもどり、ぬっぺふほふのはなしをみんなにつたえました。神社じんじゃひとびとおどろきましたが、ぬっぺふほふがまつりをこのんでいることをり、つぎねんることをねがいました。

こうして、たけしくんたちはぬっぺふほふと友達ともだちになり、毎年まいとしまつりを一緒いっしょに楽し[たの]むことになったのです。

🎯 おもしろい豆知識

1

ぬっぺふほふは江戸時代えどじだい絵巻えまき登場とうじょうする妖怪ようかいです。

2

かおからだ区別くべつがないため独特どくとく姿すがたをしています。

3

くさったにくのようなにおいがするというはなしもあります。

✨ 大切なこと

だけでめつけずに、みんながっているきなことや特技とくぎることが大切たいせつです。ちが価値かちかんみとうことをまなびましょう。

⚠️ 気をつけること

ぬっぺふほふにったら、おどろかずにはなしかけてみよう。意外いがい友達ともだちになれるかも。

このページは3-12歳のお子様におすすめです

🎨 かわいい妖怪と一緒に楽しく学ぼう!

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