妖怪キッズ
不知火(読み方:しらぬい)の子供向けイラスト

しらぬいのふしぎなひかり

不知火・しらぬい
5-10歳向け不知火のお話
壱
はじまり

不知火って?

しらぬいは九州きゅうしゅうの海うみでみえるふしぎなひかりです。夜よるにたくさんの火ひがあらわれるといわれています。

弐
おはなし

お話

はじまり

ある夏なつの夕方ゆうがた、ゆうたくんとあかりちゃんはおじいちゃんの家いえにあそびにいきました。おじいちゃんは海うみのちかくに住すんでいて、そこでおおきな花火はなびをみることができるのです。ふたりはわくわくしながら海うみにむかいました。

展開

夜よるになると、空そらは暗くらくなり、海うみの波なみの音おとがきこえてきました。おじいちゃんはゆうたくんとあかりちゃんにふしぎな話はなしをはじめました。「この海うみには、しらぬいというふしぎな火ひがあらわれることがあるんだよ。それは旧暦きゅうれきの八月はちがつ一日ついたちにおこるんだ」と言いいました。

クライマックス

そのとき、海うみの向むこうに小ちいさな光ひかりが見みえました。それはだんだんと増ふえて、まるで星ほしが地ちにおりてきたように見みえます。ゆうたくんは目めをこすり、「あれがしらぬいなの?」とたずねました。「そうさ、おおぜいの人ひとがしらぬいを見みたときは、海うみにでるのをやめたんだ。近ちかづくと遠とおざかるからね」とおじいちゃんは答こたえました。

結末

しらぬいの光ひかりはやがて消きえ、ゆうたくんとあかりちゃんはおじいちゃんと一緒いっしょに家いえに帰かえりました。ふたりはその夜よる、夢ゆめの中なかでしらぬいと一緒いっしょに海うみを泳およぐ夢ゆめを見みたのです。おじいちゃんの話はなしを思おもい出だしながら、ふしぎな思おもいを胸むねにしまうのでした。

参
まめちしき

おもしろい豆知識

  1. しらぬいは明治時代めいじじだいでも記録きろくされていました。

  2. 近ちかくに行いくと遠とおざかるため、追おいかけるのがむずかしいとされます。

  3. しらぬいは親おや火ひから子こ火ひが分わかれるように増ふえるのが特徴とくちょうです。

大切なこと

しらぬいのように、ふしぎなことに興味きょうみを持もつことで、新あたらしい発見はっけんがあるかもしれません。それは、自然しぜんのふしぎに目めを向むける大切たいせつさを教おしえてくれます。

肆
きをつけて

気をつけること

しらぬいのような不思議ふしぎな光ひかりを見みつけたら、あわてずにその場ばでじっと観察かんさつして、どんな変化へんかが起おこるか確たしかめてみましょう。

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