妖怪キッズ
月の兎(読み方:つきのうさぎ)の子供向けイラスト

月つきの兎うさぎと秋あきのお月つき見み

月の兎・つきのうさぎ
3-12歳向け月の兎のお話
壱
はじまり

月の兎って?

月つきの兎うさぎは、満月まんげつの夜よるに現あらわれる不思議ふしぎな妖怪ようかいです。日本にほんでは、餅もちを搗つく兎うさぎとして親したしまれています。

弐
おはなし

お話

はじまり

ある秋あきの夜よる、ゆうや君くんは家族かぞくと一緒いっしょにお月つき見みをしようと準備じゅんびしていました。お月つき見み団子だんごやススキを用意よういして、庭にわにシートを敷しき、月つきが昇のぼるのを待まっていました。

展開

夜よるが更ふけるにつれて、空そらはだんだん暗くらくなり、やがて満月まんげつが顔かおを出だしました。ゆうや君くんは「本当に月つきに兎うさぎがいるの?」とお父とうさんに聞ききました。お父とうさんはニコニコしながら、「見る角度かくどによっては、兎うさぎが餅もちを搗ついているように見みえるんだよ」と言いいました。

クライマックス

ゆうや君くんはじっと月つきを見みつめていると、確たしかに兎うさぎのような形かたちが見みえてきました。「あ、見みえる!兎うさぎがいる!」と大おお声ごえで叫さけびました。家族かぞく全員ぜんいんで、月つきの兎うさぎの話はなしをしながら楽たのしい時間じかんを過すごしました。

結末

その夜よるの帰かえり道みち、ゆうや君くんは「月つきの兎うさぎは、たくさんのお餅もちを搗ついてみんなに幸しあわせを届けているんだね」と言いいました。お母かあさんは「そうだね、素敵すてきなことだね」と微笑ほほえみました。こうして家族かぞくは、秋あきの夜よの静しずかな道みちを一緒いっしょに帰かえって行いきました。

参
まめちしき

おもしろい豆知識

  1. 月つきの兎うさぎは、日本にほんではお餅もちを搗ついている姿すがたとして描えがかれます。

  2. 中国ちゅうごくでは、月つきの兎うさぎは不老不死ふろうふしの薬くすりを作つくると信しんじられています。

  3. 『今昔こんじゃく物語集ものがたりしゅう』には猿さる、狐きつね、兎うさぎの話はなしが載のっています。

  4. 日本各地にほんかくちで月つき見みの風習ふうしゅうがあり、秋あきには特とくに大切たいせつにされています。

大切なこと

月つきの兎うさぎの話はなしから、他ほかの人ひとを思おもいやる心こころや、優やさしさが大切たいせつだということを学まなべます。家族かぞくと一緒いっしょに楽し[たの]む時間じかんも、素敵すてきな思おもい出でになります。

肆
きをつけて

気をつけること

月つきの夜よるに外そとを歩あるくときは、足元あしもとに気きをつけて。月げつの兎うさぎに気きを取とられると、つまずいちゃうかも。

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